教育機関にとってのオンライン学習の6つのメリット
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の現在のデータを見ると、世界の学生人口の70%(子供と大人)がCOVID-19関連の閉鎖の影響を受けています。言い換えると、153カ国で12億人の学習者がいることになります。
(画像提供:UNESCO)
この世界的なパンデミックとオンライン学習への突然のシフトは、私たちが知っているように教育の世界を変える可能性を秘めています。緊急時のオンライン教育には明らかに課題があり、教育がどのように提供されるべきかを再考する機会が今あります。COVID-19の脅威の前に、オンライン学習の流れはすでに形成されていました。危機的な状況で運営されているプログラム管理者は、自分の手の届くところにオンライン学習のメリットがあることに気付いていないかもしれません。以下でそれらを検討します。
パーソナル化された体験
オンライン指導に慣れていない語学学校の管理者からの最大の反対意見の一つは、「我々にはすでに教師がいる。技術的な解決策が私たちの教師より優れているはずがない。」というものです。プログラムに独自の教師がいる場合でも、テクノロジーは、彼らの成果をより効果的にし、他のより重要なことに時間を集中させるためのツールを提供することができます。適切なテクノロジーを介在させたツールを使用することで、プログラム管理者は、すべての学習者の個人的な進捗状況を簡単に把握することができ、指導を個別化することができます。
学習者数拡大のチャンス
ライブ、仮想クラスでは、より効果的で効率的な指導を、より多くの学習者に届ける機会を提供します。プログラムが完全または部分的にオンライン(ブレンデッドまたはハイブリッド)である場合、教育機関は、建物管理やその他の物理的な維持・管理費用を少なくすることができます。
空間と時間の問題を解決
学習者にとって最適な時間にオンライン学習ができるという利便性には価値があります。決まった時間に始めなければならない授業の負担がなく、学習者はより自分に適した時間に学習できる柔軟性を得るのです。柔軟なクラススケジュールにより、通常なら参加気なかったような幅広い層の学習者にアピールすることができます。プログラム管理者が柔軟な授業時間を提供しているのと同様に、オンライン授業では、学習者にとって都合の良い場所で学習できるという利点もあります。最近の
COVID19隔離によって引き起こされる社会的孤立を緩和
COVID19関連の隔離は学習者の孤立に寄与する可能性があります。当社の最高教育責任者であるケイティ・ニールソンは、オンライン語学プログラムを成功させるための重要な要因として、学習者の間にコミュニティの感覚を構築することを推奨しています。コミュニティづくりは、
注意力に応じて
実際の話、学習者はテレビ会議スタイルの設定で何時間も眺めていたくはありません。オンライン指導では、マイクロラーニングや情報を短時間で消化しやすい形で提供することができます。
デジタルリテラシーの向上
このパンデミックのエスカレートに伴い、オンライン学習に慣れていない多くの初心者が、余儀なくデジタルの世界に放り込まれています。しかし、オンライン学習のもう一つの意外なメリットは、デジタルリテラシーの向上です。デジタルリテラシーとは継続的実践によって形成され、テクノロジーに不慣れな人を支援することでより鋭くなります。
学習者がオンライン語学学習からどのように利益を得られるかのご質問はある場合、ジャパンマーケットパートナーまでお問い合わせ願います。